来年の2016年い開催される第88回の選抜高校野球。
21世紀枠での推薦候補はすでに9校挙げられており、今後の発表が待たれています。
その中で和歌山東高校は21世紀枠推薦でしたが、「不祥事」を理由に辞退することとなりました。
真っ白な野球部の歴史に、
「甲子園」という輝かしい夢が見えた矢先。
この野球部の辞退は選手だけでなく、
OBなどの多くの関係者が肩を落としたことでしょう。
しかし、和歌山東高校野球部での不祥事とは、
具体的にはどのようなことだったのでしょうか?
和歌山東高校野球部の不祥事とは?21世紀枠推薦。辞退するほどの理由なのか?
今回、和歌山東高校野球部が犯した不祥事というのは、
監督が練習以外のところ(私生活)で、
部員の生徒を2回ほど叩いたということです・・・。
・・・え、普通じゃないの?
と言いたくなりますが、
この話が変に回るというのは、
信頼関係で穴があったのでしょう。
ただ、候補からすでに外れた段階だったというのが、
不幸中の幸いだったのかもしれません。
和歌山東野球部は米原監督のたたき上げチーム
実は、和歌山東野球部はまだまだ歴史の浅いチームなのです。
軟式から硬式に変わったばかり、監督である米原監督の徹底した指導があってこそ、
21世紀枠の候補にまで導かれたのです。
米原監督が就任したばかりの頃の野球部は、
部員の意識が低く、部員の数自体も少ない・・・、
大会初得点から初勝利まで、監督の努力で実現していってたのです。
基本的なミーティングから、
野球部の内部から鍛えていった結果、
和歌山東野球部は、県内で注目されるほどのチームに育ったのです。
今回の不祥事のことを考えると、
力のある指導者が、指導面で何かセーブしないといけないことが、
勿体無くも、もどかしい気持ちにさせられます。
今年、横浜高校の監督を勇退した渡辺監督の過去のエピソードを見ても、
今後、弱小野球部を強くするドラマの実現は、現代の常識の中では難しいなと・・・。
個人的には今後も米原監督が、和歌山東を甲子園に導く姿を希望として持ちたいです。