この春の選抜大会は、優勝候補筆頭の星稜高校の初戦敗退が意外でありましたが、試合後の林監督の行動はもっと意外性がありました。
初戦の相手・習志野高校(千葉代表)に敗退すると、その後にサイン盗みを疑って相手側に乗り込み、さらにその後もサイン盗みに関してしつこく言及しました。
さらにその後は週刊誌に暴露話をするなど、高校野球の監督としては異例の行動に出ました。
この林監督の行動を問題とした星稜高校は、監督に6月4日まで指導禁止の処分をすることとしました。、
林監督が指導禁止に!
今回の星稜高校の処分に関しては、野球部部長の山下智将さんも林監督と共に懲戒処分にすることを決定してます。
まさか前監督の山下智茂名誉監督の息子でもある部長まで怒られてしまうとは、一体なぜでしょうか?
今春の選抜高校野球大会で、サイン盗みを疑って異例の抗議を行い、日本高野連に謝罪した星稜(石川)の林和成監督(43)について、同校は15日、野球部の山下智将部長(37)とともに懲戒処分とすると発表した。林監督は春季北信越大会が終了する6月4日まで指導が禁止となる。4月20日に開幕の春季石川大会では、山下部長が監督として指揮を執る。引用元:ヤフーニュース
そのわりには山下部長は林監督の指導禁止の処分が解けるまでは代行監督をすることになるという・・・。
一番かわいそうなのは選手たちですが、夏にはチームがどのような状態に変わっているのでしょうか。
そもそもこの春は優勝候補とまで言われてたチームなので、そのチームの内部がここまで崩れるというのは異例です。思い出すのは2008年の常葉菊川の森下監督のセクハラ事件の後の夏準優勝がありますが。
強いチームの内部リアルタイムで公で問題になるのは久しぶりのことではないでしょうか?
そもそも林監督は指導自粛していた
週刊誌の取材を受けたとして世間から注目を浴び続けた林監督。
学校から指導禁止の処分を受けましたが、実はそれ以前にすでに自ら指導を自粛していたそうです。
林監督が指導自粛し始めたのは4月5日からです。
自粛の期限は決まっておらず、20日に開幕の春季石川県大会でベンチに入るかどうかは未定。12日にあった抽選会で星稜は、27日に初戦を迎えることが決まっていた。現在、練習試合では前監督の山下智茂名誉監督(74)の長男で、野球部の山下智将(としまさ)部長(37)が暫定的に指揮を執っている。
野球部関係者は「監督ともども深く反省し、生徒たちと誠実に向き合っているところです」と話した。監督は深く反省し、疲労の色が隠せない状態だという。引用:ヤフーニュース
林監督はすでに深く反省しており、今後学校から処分があれば受け止めると言及してました。
6月という比較的早い時期に復帰ができるというのは、林監督の自粛があったからこその期間の設定だったのかもしれません。