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現在でも常葉菊川の全盛期と語り継がれる2006年秋から2008年の代。

その常葉菊川の全盛期メンバーを育てたのが森下知幸監督です。

バントをしない野球、積極的な走塁、鉄壁の守備と、森下監督の野球はとても魅力的でした。

しかし、高校野球ファンの中には森下監督に対してネガティブな印象をもってる方もいます。

それは2008年の夏地区予選大会前のセクハラ報道と、2016年の甲子園出場を決めた後の辞任報道があったからだとされます。

森下監督の女性記者に対するセクハラ不祥事

2008年に週間文春から出た森下監督のセクハラ報道。

事の発端は2006年のクリスマスでした。

東海大会を制覇し、2007年度の春選抜出場が確実視された時期から、甲子園を主催する毎日新聞から女性の若い記者がチームに付きました。

野球部のクリスマスパーティに森下監督は女性記者を誘い、その後抜け出そうと言い寄ったそうです。

女性記者は業務上ダメだと断ったり、交際してる人がいるからと逃げ切ろうとしましたが、監督は負けじと口説こうとしたのです。

「12月下旬、A記者は支局から車を飛ばして1時間近くかかる菊川まで出向いた。森下監督とは秋季大会で面識がある程度で、本格的に話を聞くのは初めてにかかわらず、『次はクリスマスイブの日にホテルを取ってから取材に来てよ。野球部のクリスマスパーティーがあるからそれに出て、その後二人で抜け出そう。』と言われ、面食らったそうです」(毎日新聞の関係者)

相談を受けたA記者の友人が詳しく証言する。

「その日、Aは森下監督に居酒屋に連れて行かれた後、『カラオケに行こう。上にあるから』と誘われた。中に入ると監督は、『何だかここはラブホテルみたいやな』と何度も言いながら、やたらと恋の話をする。警戒したAが、自分には彼氏がいると強調しても『静岡の男は俺に決まりだ』『もう一度俺に恋をさせてくれ』と暴走し、勝手にクリスマスの妄想を押し付けてきた。Aが何度もその日は支局で宿直だからと断っても、しつこく『仕事なんかいいじゃないか』と繰り返したそうです」

『静岡の男は俺に決まりだ』に関しては、次の年で春優勝を果たし、さらには夏はベスト4まで実現させてるので、あながち間違いではないですね。これが独身の恋人がいない同士の会話であれば本当に燃える恋に発展しても良さそうです。

A記者は這う這うの体でカラオケから脱出したものの、帰り際に車に乗る際、さらなる攻撃を受ける。

「そもそも居酒屋に向かうのに、別々に行きましょうというAを無視して、監督はAの運転するマイカーに『いいじゃないか』と乗り込んで来た。運転があるAは一滴も飲んでいないけど、カラオケ屋を出るまで監督はビールや焼酎をずっと飲み続けていた。そして帰りに車に乗る際、監督は腕を組んで手を握って来たので、Aがびっくりして『やめてください』と突き放すと、監督は『恥ずかしがり屋だなあ』と訳の分からない抗弁をしたそうです」(同前)

女性記者はかなり必死になって逃げてたみたいです。最終的にはボディタッチもあったみたいですが、最悪のことにはならなかったようです。

冷静に考えれば、普通のおじさんが若い女の子相手にやらかしそうな失態ですが、やはり監督と記者という立場がまずかったですね・・・。

最終的に記者は新聞社の上司から監督への近づき方を注意するように言われたようです。

また、その後に記者に対して嫌がらせ的な対応があったというのがマズかったですね。これがなければ最悪、週刊誌にネタを売られるようなことにもならなかったかも?

その後に女性記者は疲労で倒れてしまい、しばらく仕事をお休みしてました。仕事から復帰すると、今後は学校側の幹部職員から飲みの誘いがあったそうです。

結果的に女性記者は2007年の8月にうつ病にまでなってしまいました。ルーキー記者だったということもあってか、かなり辛かったことでしょう。

さらには、2007年当時に2年生だった主力選手も、別の女性記者に対して卑猥なことをしていたそうです。

女性記者に言い寄った主力選手

夏の選手権の期間中、独占取材の一環として、女性記者が選手と同じ宿舎に泊まっていたそうです。

その記者に対して、当時2年生の主力選手が、連日しつこく女性記者に言い寄ったことがあったそうです。

ある日、その選手は女性記者の部屋の外に立ち、卑猥なことをしていたそうです。

記者は恐怖のあまり声も出せなかったようです。女性記者がそのことを上司に報告すると、上司はこの選手に直接電話をかけ『そんなことをしてると試合に出られなくなるぞ』と叱り飛ばし、最終的に女性記者を別の宿舎に移したのです。

大会が終わった後もその選手から何度も卑猥な電話がかかってきたそうです。

この報道が出た当時は2008年で、その選手がまだチームに残ってる時期。当時はネットなどで「誰なんだ?」と憶測の嵐でした。

2007年から2年生で出場してる選手は多くいたので、誰だったのか確定は難しいものでした。

しかし、エースの戸狩選手だと決めつけた意見が多くありました。原因は文春の報道の中で、記事に戸狩選手の写真が使われたせいだとされます。

2008年当時は戸狩選手がチームの顔でしたから、あくまで常葉菊川の印象づけの一環で、彼がそうだという意味ではなかったと思います。

実際は誰だったのか、真相は闇のままです。勝手に犯人扱いされてかわいそうですね・・・。

個人的に、この一連の報道の中で高校野球ファンながらもびっくりすることが多くありました。

密着取材と記者の距離に驚く

そもそも森下監督も某選手も、女性記者の携帯番号を知っていたことが驚きです。取材が決まって自己紹介した後に連絡先を交換し合ったりするのでしょうか?

卑猥なことをするのは悪いことだと思いますが、携帯番号を知れば中にはそういうことを考える人もいると思うので、その野球部と記者の距離感の近さが驚きです。

高校野球ファンとして、密着取材系のドキュメントは何回が観たことがありますが、若いルーキーの記者がそこまで近い距離で選手と仲良くなるイメージはありませんでしたので。

これが普通だとしたらビックリです。やっぱり甲子園優勝球児ってスターなんですね。

2007年夏当時でも野球部は地元のスターだったので、選手はモテると思います。試合に出てるレギュラー選手なら尚更モテると思います。それほど女性記者が魅力的だったのか、もしくは社会人の大人の女性が良いということでしょうか。

森下監督は「休職されたということは校長から聞いていますが、原因は思い当たらない。酒席で一緒になることはあったと思うが、手を握ったり、セクハラしたことなど一切ありません」と発言されました。

ガセネタだったとしたら立派な名誉毀損だと思うのですが、結局訴えるところまで漕ぎ着けてないということで・・・色々と腑に落ちない部分がありますが。

最終的には森下監督、選手、校長もきっちり謝罪を済ませ、謹慎処分も受け入れてるので、今はスッキリした問題だとは思いますが。

2008年夏は森下監督不在と壊れたエースで準優勝

当時、漫画「ルーキーズ」の実写版がヒットしていましたが、そのルーキーズの主人公たちの境遇と当時の常葉菊川の境遇が似ていました

セクハラの不祥事があった森下監督は部長の佐野心氏に代行されることが決まりました。

昨春のセンバツ大会で優勝した常葉学園菊川(静岡)の森下知幸監督(47)が、女性記者らにセクハラ(性的嫌がらせ)行為をしていたと週刊誌が報じた問題で、森下監督が今夏の第90回選手権大会終了まで謹慎することが13日、決まった。日本高野連がこの日大阪市内で静岡県高野連や同校校長らからセクハラ報道問題について事情聴取。学校側から森下監督が謹慎し、佐野心部長(41)が監督として指導することが報告され、高野連も了承、追加処分を行わないことを決めた。引用:日刊スポーツ

5月の時点での決定だったので、そこからの野球部の士気の盛り返しは大変だったと思います。

夏の予選が始まると、無名校相手に苦戦するなど、幸先の悪いスタートを切りました。

それでも選手たちは頑張り、静岡大会を制覇。無事に甲子園行きの切符を手に入れます。

しかし、甲子園大会ではエースの戸狩投手の故障により、初戦から苦戦。正直、「あぁ、この試合で常葉の夏は終わりだ」とネガティブな視線は毎回。

痛打されても堅守で逃げ切り、大量得点を取られても強力打線で取り返して、気付いたら決勝まで生き残ったのです。

決勝の大阪桐蔭戦では17−0という歴史的大敗を喫しましたが、不祥事・不運が重なった上で決勝まで行ったのはとんでもない偉業だったと思います。

野球の神様が素行まで見てるなら、やはり不祥事の全てが事実ではなかった・・・と言いたいですが、事実だった場合は病気までした女性記者に悪いので言い切れませんね。

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